骨髄バンク登録 概要

(1)ドナー登録できる方の3つの条件
①年齢が18歳~54歳までの健康な方(骨髄提供は、20~55歳)(2005年9月1日より実施)
②骨髄提供の内容を十分に理解している方
③ドナー登録について家族の同意を得ている方

(2)ドナー登録をご遠慮いただく方の条件
①病気療養中または服薬中の方(特に気管支ぜんそく、肝臓病、腎臓病、糖尿病など、慢性疾患の方)
②悪性腫瘍(ガン)、膠原病(慢性関節リウマチなど)、心筋梗塞、狭心症、脳卒中、悪性高熱症などの既往歴がある方
③最高血圧が151以上または89以下の方、最低血圧が101以上の方
④輸血を受けたことがある方、ウイルス性肝炎・梅毒など人に移る恐れがある感染症の方、貧血の方、血液の病気の方
⑤体重が男性45kg・女性40kg未満の方、過度の肥満の方

(3)登録から提供まで
①パンフレット「チャンス!」を読み希望の登録場所に予約をする。
②登録用ビデオで内容を確認する。
③健康診断を行う。
④10CCの採血を行う。
⑤コンピューターで白血球の型を検索する。
⑥適合したらコーディネートが開始される。
⑦血液検査と健康チェックを行う。
⑧最終同意を行う。
⑨自己血輸血をする。
⑩入院し前身麻酔下で採取する。

(4)骨髄バンク事業は、(国[厚生労働省])主導のもと、((財)骨髄移植推進財団)が主体となり、(日本赤十字社)および都道府県の協力により運営されている公的事業です。

(5)骨髄バンクからの非血縁者間骨髄移植を待っている患者さんは年間2000人います。

(6)DNAタイピングとは…HLAの遺伝子配列を調べる検査方法で、HLA型の精密な適合性を確認します。 欧米ではすでに実施され、検査の精度アップと時間短縮に大きな成果を上げています。

(7)骨髄バンクで骨髄移植の対象となる病気白血病 再生不良性貧血 先天性免疫不全症

(8)骨髄の中にある血液をつくるもとを骨髄幹細胞(造血幹細胞)いいます。

(9)ヒト白血球型抗原を略称で「HLA型」といい、骨髄移植には「A座」「B座」「DR座」の適合が必要である。

(10)ドナー登録や骨髄提供の際に、費用の負担はありますか?
ドナーの方の負担は一切ありません。HLA型が一致する患者さんが見つかった場合、骨髄提供までには、1.コーディネーターとの面談と医師によるドナー適格性検査(3次検査とも言います)、2.最終同意を確認する面談、3.採取病院での健康診断、採取に備えた自己輸血用の血液の採取、4.採取のための入院、などがありますが、面談や検査、健康診断、さらに入退院時に必要な交通費は骨髄バンクが実費を支払います。また骨髄採取のための医療費、入院費用は提供を受ける患者さんの健康保険から支払われます。個室料金や入院、通院が長引いた場合でも、ドナーの方に負担が及ぶことがないように対処しています。ただし、ドナー登録や骨髄採取入院のため職場を休まれた場合の休業補償、お子様の保育料、ご家族の介護料などはお支払い出来ません。お勤めの職場が「骨髄ドナー特別休暇制度」や「ボランティア特別休暇制度」を設けている場合は「登録、提供手続きの証明書」を発行します。

(11)患者の前処理とは何ですか?
約2週間前から、患者さんの異常な造血細胞を大量の薬の投与や放射線の照射を使って死滅させること。


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